日本脳ドック学会 脳ドック実施施設に登録しました

日本脳ドック学会 脳ドック実施施設に登録しました。

脳ドック実施施設 北海道 地区

当院は日本標準の脳ドック基準で、脳ドックを行います。

7242b523e0fac9fde9d2eed8ce93fca8ご家族で脳のご病気になられた方がいる方や

高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙など脳卒中のリスクがある方でご心配な方は

是非一度、脳ドックをお勧めします。

MRI
(1)撮像法はT1強調画像(T1WI),T2強調画像(T2WI),FLAIR画像またはプロトン密度強調画像(PDWI),ならびにT2*強調画像(T2*WI)の4種併用を必須とする.

MRA
(1) 未破裂脳動脈瘤ならびに頭部の主幹動脈の閉塞・狭窄病変の検出のためには3D-TOF(time of flight)法での撮像を原則とする.最大値投影法(MIP)等を用い,ウイリス輪を中心にして(1)左右方向に回転させた画像と(2)前後方向に回転させた再構成画像を作成する.
(2) 頚部MRAを行う場合は2D-TOF法もしくは3D-TOF法で撮像する.撮像範
囲は総頚動脈分岐部を中心に総頚動脈,外頚動脈,内頚動脈が含まれるよ
うにし,左右方向に回転させた再構成画像を作成する.

頚部血管超音波検査
(1)全身の動脈硬化のsurrogate indexとしての内中膜複合体厚(intima-media thickness: IMT)測定。
(2) 頚部血管超音波検査はBモードの他,パルスドプラ(Bモード断層上でサンプリングポイントを設定し,ドプラ法により血流速度を測定する方法),カラードプラを備えた装置を用いる。
(3) 総頚動脈遠位壁でのIMTを測定し,観察範囲内でのプラークの有無およびその厚さ,狭窄・閉塞病変の有無を評価するとともに,中等度以上(NASCET法で50%以上)の狭窄のある症例では血流測定・解析により収縮期最大血流速度(peak systolic velocity: PSV)を計測する.

以上、脳ドックのガイドライン2014より抜粋