​「臨床気象病研究会」が発足しました

患者様各位

 いつもご来院いただき、誠にありがとうございます。

 季節の変わり目や天候の変化は、頭痛やめまいなどの症状に影響を及ぼすことがあります。実際に当院の外来でも、「天気が悪いと頭が痛い」「台風が近づくと体調が優れない」といったご相談を多くいただいております。

 日本は北海道から沖縄まで気候が多様であり、地域ごとに適した対応が求められます。そこで、天気痛ドクターとしてご活躍されている佐藤純先生を中心に、脳神経内科・外科、耳鼻科、精神科、整形外科、内科など、さまざまな分野の医師が集まり、2025年1月に「臨床気象病研究会」が発足いたしました。

 現在のところ、気象の変化による症状に対する確立された治療法は多くありません。しかし、各分野の専門医が知見を持ち寄ることで、気象の影響による体調不良に苦しむ患者様のサポートをより充実させていきたいと考えております。

 今後、「気象病ダイアリー」などを活用し、症状の記録へのご協力をお願いすることがあるかもしれません。その際には、ぜひご協力いただけますと幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

2025年2月4日 院長