頭をぶつけたあとに注意~慢性硬膜下血腫について

暖かい日と寒い日が交互に来るので、外はツルツルで転倒しやすい状況です。

頭をぶつけないようにと言っても、誰しもが転ばないように気をつけていると思うので、以下のことに気をつけてください。

  • 帽子をかぶる
  • 両手に手荷物を持たない
  • 滑らないような靴をはく
  • 坂道は後ろ向きに下る

頭をぶつけた後に発生するのが、「慢性硬膜下血腫:まんせいこうまくかけっしゅ」です。

慢性硬膜下血腫は高齢、男性、お酒をたくさん飲む方に発生しやすい病気です。

特に血液サラサラになる薬を飲んでいる方は発症することが多いので、要注意です。

治る認知症の一つですので、急に物忘れが進んだ方は頭の検査をお勧めします。

※一人暮らしで、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人には、1ヶ月後に頭の写真をお勧めしています。下の写真は一人暮らしの方で、念のためということで写真を撮って、事なきを得た方です。

もう少し知りたい方は WEB脳神経外科:慢性硬膜下血腫について(一般の方へ) s-慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫(絵)