「ひらぎしのうしんけい便り」Vol.26

患者様各位

 いつも来院ありがとうございます。

 例年6月21日または22日が夏至で、2019年は6月22日、本日が夏至です。

 平和な週末かと思いきや、朝から雷が近くに落ち、

 ポケットWifiが使えなくなり、ネットが繋がらなくなりご不便をおかけしました。

 

 さて、5月後半に来院された患者さんは気付かれた方もいると思いますが、

 私、5月17日に出張先で転倒し、左鎖骨骨折していました。

 他愛ない段差で躓いて、左肩を打撲しました。

 不幸中の幸いで、顔、右手は無事だったので、何とか外来診療が出来ています。

 お酒を飲んでいませんでしたが、原因を考えると以下の如くです。

 1.運動不足

 2.バリアフリー

 3.気持ちに余裕が無かった

です。

 もの忘れ予防、健康維持に運動は最も効果があります。

 外来でよく、「運動していますか?」と聴きますが、

 その自分が一番の運動不足。

 次転んだら、幸い・・・なんて言ってられないと思い、

 それ以来毎朝1km以上歩いてから出勤しています。

 次ぎに、バリアフリーですが、普段、クリニック、地下街、自宅とバリアフリーのところに居て、

 段差がないと体が思い込んでいることです。

 いつの間にか足が上がらない歩き方になっていて、小さな段差で躓きました。

 

 今回、4年ぶりに札幌以外の学会に参加しました。

 クリニックを休診にしないようにということで、

 スタッフに医師業務の補助を覚えて貰ったり、

 代診の先生をお願いをしたりと、

 自分が学会に行くことがこんなにも大変かと思うくらいという労力でした。

 気持ちに余裕が無かったんだと思います。

 

 どんなに大変なときでも、笑顔と余裕はあった方が、うまくいく。

 改めて思いました。

 

 受傷から1ヶ月経ち、三角巾は外れて、リハビリを開始しました。

 8月にはスタッフと一緒に北海道マラソンのファンランに参加予定です。

 それまで体を鍛えて、笑顔でゴールしたいです。

院長 及川光照