「ひらぎしのうしんけい便り」Vol.25

患者様各位

 いつも来院ありがとうございます。

 新年度がスタートしました。

 早速、4月1日は新元号の発表があり、5月からは「令和」となります。

 振り返ると小渕長官の「平成」の発表を昨日のように覚えています。

 その日は何故か朝早く目が覚めてテレビを付けました。

 昭和天皇のご様態がかなり厳しいとの直後に「崩御」報道。

 初めて聞く「崩御」という言葉に長く激動の、

 そして自分の生まれた昭和が終わるのを実感しました。

 その後、悲しみもまもなく同日に「平成」が始まるとのこと。

 慌ただしい一日でした。

 お正月ムードが吹っ飛び、一気に新しい世界になり、気づくとそれから30年が過ぎました。

 これから「令和」という時代はどのような時代になるのでしょうか。

 少子高齢化は一気に加速し、日本自体も根本的に変わらざるを得ない状況になるでしょう。

 診療をしていて、患者さんから聞く「人手不足」の話はかなり深刻です。

 まだ引退はしていませんが、「今までの時代はよかった」と思います。

 これからの時代を恐ろしくさえも感じます。

 変わらない場所で、変わらないスタッフで、変わらない笑顔でやることは本当に大変ですが、

 毎日、コツコツと頑張ろうと思います。

 本年度もよろしくお願いします。

 ありがとう「平成!」