第5回臨床美術ひらぎし開催しました。

第5回臨床美術ひらぎしを当院にて開催しました。

【日時】
平成30年3月17日(土) 15:00~16:30

【参加スタッフ】
臨床美術ほっかいどう から4名(メイン:中村、サブ3名)

【参加者】
9名

【モノトーンアートプログラム】
『するめ』

【全体の様子】
・今では目にすることが少なくなったするめを手に取ってもらい、ストーブであぶって食べた思い出を一部の方と共有できました。皆さんにするめを味わってもらい、するめの匂いや味を感じて頂きました。
・するめを触ってもらいながら、ひれ、足(腕)、胴体、目を観察しました。「いかは空を飛ぶ」とのネット情報を話し、自在に動いていたことを想像してもらいました。参加者の方も知っていて話が盛り上がりました。
・シナベニヤに墨でおおまかにするめのシルエットを描きました。さらに、上から和紙を貼ってするめの表面の表情を出します。皆さん夢中で張り付けていました。
・醤油や墨で着色し、割りばしペンで細部を描き込みました。割りばしペンの先の太さにこだわる方もいらっしゃいました。
・鑑賞会ではモノトーンでしたが、色や透明感を感じることが出来ました。
・始めは「どうなるのかとの不安がありましたが、段階を踏むうち少しずつ消えていきました」との感想や、「作成中頭の半分が熱くなったのだけれど、臨床美術の効果ですか?」との感想が聞かれ興味深い言葉でした。 

今回で当院で行われる臨床美術は一旦終了となります。
土曜日の人員確保など、病院の体制が整わず申し訳ありません。

今後の活動については、臨床美術ほっかいどうへお問い合わせ下さい。